イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)
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この本の要点
HPとP&GとDELLとINTELとSONY好きの人
「コア技術」偏重にならないために
ここ20年、多くの日本企業が陥っている負のスパイラル克服へ
発売日:2003-12-13
ランキング:12729位

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「イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)」のレビュー・感想


【この本の要点】
破壊的イノベーションが生まれて広まる過程

1.顧客はある問題を持っているが、その解決法がなくて困っている。
2.この顧客は破壊的製品を全く持たない状態と比較する。そのため、高性能でなくても喜んで製品を買う。このような顧客を喜ばせるハードルは低い。
3.破壊的技術は高価で高性能のものもあるが、やがて、誰でも買えて利用できるシンプルな製品ができる。あらたな市場を生み出すのは「誰でも使える」からだ。
4.破壊的製品は全く新たなネットワークを生み出し、顧客は新たな場で利用するこ...

【HPとP&GとDELLとINTELとSONY好きの人】
「こいつはHPとP&Gがそんなに好きなんかい!!」と突っ込みたくなりました。
でもクオリティは高かったです。

【「コア技術」偏重にならないために】
「イノベーションのジレンマ」に続く第2弾。
 前作が、成功体験により必ず次世代で成功出来ない既存大企業の観点が主体であったのに対し、破壊者側からイノベーションへ繋がるビジネスの法則を提示して行くのが本書。
 顧客のニーズが過分に満たされた領域において、既存の成功者から見て嬉しさが少なく、かつ収益の出るビジネスモデルが構築できる場合、と言うのが要点か。
 ならば、顧客ニーズを満たしきってしまった産業の勝利者は、次はどんな戦略を立てるべきか?
 安易なカンパニー製による社内責...

【ここ20年、多くの日本企業が陥っている負のスパイラル克服へ】
 前作イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)を読んだ時は正直凹んだ、自分が勤務する会社が、まさに成熟化し、コモディティ化した恐るべき破壊者に追われながら、成長できない苦しみを味わっているからだ。
 本書では、十分成熟した継続的イノベーション製品を持つ企業が今後も成長するため、またはまさに破壊的イノベーションで市場に打って出ようとする企業が成長するための貴重な教科書である。これまたハーバード・ビジネス・スクールでの膨大な企業研究なのであるか...